トゥンティン学校と寺院の水システム

 

2月に訪問してからの貯水池の変化は大きすぎて驚かされた。
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月の学校が休みに入る前に政府からの援助金の3Bで取り急ぎ貯水池を掘り下げてみた様子だが・・水は出てくるはずがなく既に学校で利用可能は水はゼロの状態であった。

学校での水はゼロの状態で児童への水の配給は水オムコイ市からの給水車により辛うじて補われているが、個々で飲む飲料水は自分でもって来るように指示されている様子である。

 

また学校の中の敷地内にはコンクリート製の溜めタンクがたくさん設備されている、そのそばには雨水を浄水して飲料水として使用できるシステムの浄水機が小型大型と4箇所に施置されている。

しかし雨が降らなければ何も意味を持たないシステムと溜めタンクであるが、中を覗く限り良く出来たタンクであるということでそのまま雨が降る時期に利用可能であることは間違いない。ただし雨が降ればである。

  この様子からも早急の対応が必要であることは一目瞭然である。

  この後住職に寺院が利用している井戸のシステムを見せてもらう。

寺院の裏手を車で下ること30mほどの場所にあり寺院の上にポンプで引き上げ浄水して利用している。この井戸にために新しく道なき道が作られていた。


この辺りは水場だろうと思われ湿っている、おそらく地下に水があることを伺わせるのできちんと地下水を掘り下げれば水を利用可能なのではないだろうかと

感じる。


この調査の前にオムコイ市がオムコイ地区(トゥンテイン・トゥンクワーン・トゥンローイなど)の水のプロジェクトとして2010年に12箇所で地下を掘り水の検査していた情報を手に入れる。

             

それを確認してみると、これらの地区には水が1年を通してあることが分かるり、その地下水までの80mから200mと報告されこの地域の平均だと8090 mほど地下にその水があるようである。

オムコイ市に提出された申請書にはたくさんの水プロジェクトが報告されていた、その中には今回トゥンティンの学校に導入しようと考える地下水を掘り下げそこから水をくみ出す方法は一つも申請されていなかった。

しかし報告書の中にわれわれが考える方法をどの会社でも構わないので35Bで引き受けてくれる場所を競争して探していたことが分かる書類が含まれていた、実際に行われたどうか?は不明である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地下水はご存知の通りどれだけ掘り下げたところにあるかにより水質が異なりなす、おそらく山の地下水の場合40mほど地下にある水ではおそらく鉄分などが多く含まれた濁っている水のためにおいがあるそうです、それだとくみ上げたときに浄水する仕組みを強くしてやらなければならないことを考えても地下80m以上100mほど掘り下げたもう少し自然浄水された水を探した方が安全だろうということでした、そのためどこがその場所に当たるのか?を専門科に探してもらうわけですが、現在貯水池として掘り下げている場所の一部を更に100mほど堀りさげてそこから地下水を汲み上げるのがいいのか?現在ある校舎の横にある4つのコンクリート製の溜めタンクのそばを利用して掘る方がいいのか?或いは他の場所がいいのかは?専門の人に確認してもらうほかはないので、それを523日住職と学校の関係者にチェンマイへ来てもらうように約束したのでそのときまでにどこを掘ればいいのか・その費用はどのくらいかかるものか?を分かるように調査するようにお願いしました。

 

100 mほど掘り下げた穴にビール瓶ほどの太さのパイプを埋め込みその中に水を汲み上げるモーターと電気コードを入れて水を汲みあげるシステムを導入し、汲み上げた水を新しくコンクリート製の大型の水溜タンクを作りその中に砂や石などの浄水させるものを入れてその中に水を汲み上げ一度洗浄します。

その大型の水溜めタンクの高さは現在ある雨水を溜めるためのコンクリートのタンクに自然に流れて貯まるようなシステムにするため現在あるものよりも高い場所或いは高さが出るように作ります。

ただし場所によりその高さが確保できない場合は電気ポンプを利用することでそれを手伝います。

汲み上げられた水はこの大型のタンクを通り現在ある雨水用のタンクに溜められていきます。

この段階の水を生活様子としてと飲料水として更に浄化タンクを利用するものとを分けます。

生活用水としてそのまま利用できればそのまま生活様子用の水として使用し

ここでまだ水に匂いがあるなどの場合はさらにここで浄化装置を使用します。

この最後の浄化装置は各タンクのそばや建物のそばにありましましたので中にある浄化するための砂や石などを入れ替えればそのまま使用可能です。

 

その方法は色々考えられる様子です。

アイデアとして提示します。

 

この場合地下水を掘り汲み上げるというところまででいくらか?

そしてそれをどういう浄水の段階にするかの装置を備え付けるのか?

パイプを通すのか?大型のタンクを作るのか?雨水用貯水タンクへ汲み上げるポンプを着装させるとかによりその総合金額がきまると思われます。
オムコイ地区で出されている普通の場合での金額が35Bですから学校で使用するためにどういう形でプラスされるかによりこの金額が変わります。